AIを活用したいですか？
 
AIアプリ（AI搭載アプリ）とは、AIを搭載し従来のアプリにはできなかった高度な処理を実現するアプリのことです。AIアプリは、AIによる画像認識や音声認識などによって利用者のニーズにあった様々な機能を提供します。
 
昨今は、多くの企業がAIアプリの開発に取り組んでいる状況です。様々な種類のAIアプリが公開されており、その中から適切なものを選ぶことは簡単ではありません。この記事では、Hyper IslandのAIビジネスコンサルティングプログラムのマネージャー、Dano Marrがおすすめする、初心者でも使いやすいAIアプリを5つご紹介いたします。

1．Lobe.ai

 
Lobeは、Microsoft社が無償で提供するプレビュー版の機械学習モデル作成ツールです。
 
機械学習モデルを作成する場合、本来はPythonなどによってプログラミングをしなければなりません。しかしLobeを使えばプログラミングの必要はなく、専用のGUI上で簡単に機械学習モデルを作成可能です。
 
Lobeでは、GUI上でローカルの画像ファイルを操作することで機械学習を実行します。画像ファイルをサーバーにアップロードする必要もありません。そのためセキュリティルール上、画像を外部へ持ち出せない企業でもLobeを利用できます。
 
【Lobe公式サイト】
https://www.lobe.ai/

２．beer game

 
「beer game（ビールゲーム）」は、サプライチェーンの原則やシステム思考について学べるオンラインゲームです。ゲーム内でユーザーは、ビールを市場に流通させ顧客のニーズを満たす流れをシミュレーションします。ゲーム中に産業がよく直面する基本的な問題が発生し、ユーザーはその問題を解決することでシステム思考を学習できるわけです。
 
【beer game公式サイト】
https://beergame.masystem.se/

3. Peltarion

 
Peltarionは、ディープラーニングモデルの構築とデプロイを簡単に行えるクラウドベースのAIプラットフォームです。Peltarionを使うことで、テキストや画像を正しく認識させたり様々なカテゴリに分類することができます。作成したディープラーニングモデルは、たったワンクリックでデプロイ可能です。
 
【Peltarion公式サイト】
https:/peltarion.com/

4．NVIDIA

 
NVIDIA CANVASはペンでさっと描いた簡単な絵を、AIによってリアルな風景画に変化させるアプリです。NVIDIA CANVASを使うとペンで描いた線や形が、リアルな雲や草原の絵などに変わります。AIにより画像のアイデアを手軽に視覚化できるので、その分時間を節約できるのです。
 
【NVIDIA CANVAS公式サイト】
https://www.nvidia.com/ja-jp/studio/canvas/

5．speechtext.ai

 
SpeechText.AIは音声や映像から文字起こしを行う高性能なAIアプリです。30以上の言語とネイティブスピーカー以外のアクセントに対応している上に、多人数の会話で誰がどの言葉を発したか識別する機能も備えます。
 
音声認識の結果は、専用の校正用インターフェイスを利用し確認・編集が可能です。その上で、「.txt」「.pdf」などお好みのフォーマットで文字起こしの内容を出力することもできます。
 
【SpeechText.AI公式サイト】
https://speechtext.ai/
 
AIの活用で失敗しないようじっくり学習したいという場合は、AI時代に成功するためのガイドブック「ZERO TO AI」がおすすめです。
 
【「ZERO TO AI」紹介ページ】
https://zerotoai.com/
 
AIビジネスコンサルティングプログラムのマネージャーDano Marrのことをもっと知りたいと思った方は、是非以下Linkedinのページをご覧ください。
https://www.linkedin.com/in/danomarr/

 
【参照】
https://www.linkedin.com/posts/hyper-island_5-easy-to-use-free-ai-applications-activity-6928354529755205633-GuCZ/